一般住宅のように見えるこの建物は、機械設備工事などを請け負う企業のオフィスです。「いかにも設備系会社の事務所、というデザインにはしたくない。かっこいい空間で来客対応したい」との要望から、このスタイルになりました。

計画当初はヒノケンではなく、いわゆる“プレハブ建築”を検討していましたが、「それなりにコストがかかる上、これでは性能的にも寒い」と社長が判断。以前、自宅（社長宅）を新築したヒノケンに相談したところ、コスト的にも性能的にも納得のいく提案があり、それが依頼の決め手になったといいます。

内外装はシックなブルーグレーをテーマカラーとし、シンプルで上質な雰囲気でコーディネート。ロケーションを活かしたFIX窓が外の風景を絵画のように取り込み、オフィス内に彩りと癒しを添えています。もちろん、性能的にも一般住宅と変わらない高い数値を実現。最低限のエアコン稼働だけで、仕事中も暑さや寒さのストレスはありません。デザイン的にも性能的にも優れた空間が、お客様をスマートに迎え入れます。

「実は、社員も順調に採用できているんですよ。新築してからスタッフが倍増しました」と語る社長。美しく心地良い仕事環境は、意外な面でも嬉しい効果をもたらしています。