HINOKEN MAGAZINEヒノケン マガジン

性能の高さが叶えた
木に包まれ
健やかに暮らせる家

石巻市・Aさん宅

 

室内に入った瞬間、思わず声を上げてしまうほど開放感いっぱいのAさん宅。特に、リビング・ダイニングは単なる平面の広さだけではなく、高い天井で縦方向にも伸びやかな空間になっています。足触りの優しい床や壁の羽目板、柱、梁など、見える部分はすべて青森ヒバで統一。「本物の素材は長い愛着に応えてくれる」という住まい手とつくり手の思いが一致し、外装もタイルを一枚一枚手張りで仕上げるなど良質な本物の素材にこだわりました。
実は、この住まいは石巻市の中心部・旧北上川のすぐそばにあった元のAさん宅と、仕様も間取りもほぼ同じです。ヒノケンが施工した以前の家は、残念ながら震災時の大津波によって住める状態ではなくなりました。しかし、家づくりのスタンスと性能には絶対の信頼を置いていたAさんは迷うことなく同社に再び建築を依頼。印象をほとんど変えずに、わが家を得たのです。
エコで省エネな家づくりでは優れた実績を誇るヒノケンの家。断熱・気密のスペックは以前以上に向上しています。ヒートポンプ式パネルヒーターによる全館暖房で、家中どこにいても温度差のない快適空間をつくりました。「朝風呂が習慣になるほど、起きたときに寒くないんですよ。血圧が高いので、キッチンやトイレも暖かいのは安心です」と奥さん。伸びやかな間取りと、空気を汚すことなく効率的に冷暖房できる高性能住宅は、シニア世代にも暮らしやすい、ここちよい住まいとなっています。

 

青森ヒバをふんだんに使った室内は、伸びやかな大空間

 

広いダイニングは隣に住む息子さん家族も集う団らんの場

 

和室にも青森ヒバを使用。床柱は紫檀。雪見障子の先に庭が見える

 

キッチン脇にはパーテーションにもなるようパネルヒーターを設置した

 

片流れの大屋根と瀟洒なタイル張りが印象的

 

玄関にはコート掛けにもなるパネルヒーターを設置。「ただいま」の瞬間から暖かい

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