【性能×デザイン×チーム力】暮らしを紡ぐ、 ヒノケンの家づくり
家づくりにはとてもたくさんのプロセスが必要です。その一つ一つに専門性があり、たくさんの人たちの力が結集することで、よりよい住まいをつくることができます。そんなヒノケンの「チーム力」について、今回は住宅雑誌Replan宮城2023に掲載された取材記事をご紹介します。
【性能×デザイン×チーム力】
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ヒノケンの「チーム」。
それは、 いい家をつくるための「仲間」であり「家族」
ーまず、ヒノケンが目指しているのは、どのような家づくりですか?
当社では、単に「家」の設計・施工にとどまらず、土地探しから資金計画、アフターメンテナンスまで、すべてを含んでの「家づくり」だと考えています。そこにはお客様の将来にわたる「人生の設計」をお手伝いすることも含まれます。私たちは「住む人の心も体も豊かになる家づくり」を目指しています。
そのために、私が主にお客様と対話し、そこからイメージした大枠を設計や工務を担当する社員、外部の職人さんたちと共有し、チームで家づくりを進めます。そこで重要なのが「チーム力」です。
ー「チーム力」を高めるために、どんな工夫をしていますか?
社内で一番に心がけているのは、ベテランも若手も気兼ねなく意見を言い合える風通しのいい社風づくりです。私自身、自然体で若手社員に接し、率先して意見を聞くようにしていますね。それによって若手ものびのびと楽しく仕事ができる環境が実現できていると思います。
当社は「現場をしっかりと見渡せる規模感」にこだわっています。今、社員数は13名。少人数であるからこそコミュニケーションが取りやすく、チームの結束力が生まれやすい面もあるかもしれませんね。
また、社員一人ひとりの特徴を見極め、なるべく「得意なこと」、「やりたいこと」を任せるようにしています。というのも、得意なことで意欲的に経験を積んでもらった方が成長すると考えているからです。例えば「設計は得意だけれど、お金の計算は苦手」という社員がいたら、お金の計算が得意な別の社員がサポートするなど、お互いに能力を補い合っています。
ーヒノケンでは、設計をチームで担当しているそうですね。
1軒の住宅に対し、2~3名の設計士がチームを組んで担当しています。これもそれぞれ得意分野を持つ社員たちがチームを組むことで、お客様への提案の幅が何倍にも広がるのはもちろん、お互いに刺激し合うことでさらに個々のパワーが引き出され、チームとしての地力も増していくと考えているからです。
ー社員の親睦を深めるためのイベントなどはありますか?
1泊の社内旅行、ソフトテニス大会やソフトボール大会などのスポーツ大会を定期的に行っています。また、毎年8月に地元の石巻で行われる「石巻川開き祭り」での孫兵衛船競漕には5年連続で出場中。毎年きちんと練習の日を設け、社員みんなで楽しみながら参加していますね。今のところの最高成績は女子チームが3位、男子チームが5位です!
ー施工を担当する外注業者とのチーム力に関してはいかがですか?
当社の家づくりは、協力業者の皆さんの自主運営組織「ヒノケン会」に支えられています。「ヒノケン会」には、家づくりに欠かせない多彩な技能を持った職人さんたちが名を連ねています。1軒の家をつくるのに30~40人もの職人さんが出入りするので、コミュニケーションは非常に大切にしていますね。
私自身も現場にはできるだけ顔を出すようにしていて、良くできている部分も改善してほしい部分も、気づいたことはすべて敬意を持って伝えることを心がけています。
「ヒノケン会」の職人さんたちは、技術的にも人間的にも信頼できる人ばかり。お互いにリスペクトし合える関係が築かれていると感じています。
ーヒノケンにとって、ずばり「チーム」とはどんな存在でしょうか?
「お客様のためにいい家をつくる」という目的を同じにする「仲間」であり「家族」でしょうか。チームワークの良さは、家の出来やお施主様の満足度に直結します。今後もさらに社員や外注業者さんたちと一丸となって「チーム力」を強め、より高いレベルでの「住む人の心も体も豊かになる家づくり」を目指したいと思います。