公園の自然景観を取り込んだ設計が決め手に

Fさんの出身地ということもあり、東京から仙台に転勤になるのを機に家づくりをスタートさせたご夫妻。そんなお二人が出会ったのは、仙台の市街地を望む小高い山の上に造成された住宅地の一角の土地でした。

 

決め手は、「市街地から車で10分程度という利便性の良さと、目の前に自然豊かな公園が広がる景観の美しさ」。家づくりのパートナーとしてヒノケンを選んだ理由については、「家づくりに対する考え方に共感できたから」と、当時を振り返ります。

 

ご夫妻は新築にあたり、何社かに図面を描いてもらいました。「その中で隣地に広がる公園の景観を生かした設計案は、ヒノケンさんだけだったんです」とFさん。必要な部屋をただ詰め込むだけではなく、居心地の良さをしっかりと考慮した空間づくりの提案に、他の会社以上の魅力を感じたといいます。

 

 

完成した新居は、黒を基調とした落ち着いたトーンの外観が印象的。室内へ歩を進めると、リビングに設けた南面の大きな窓の外に、美しく整備された公園の風景が広がります。その贅沢な眺望と開放感は、この土地だからこそ叶いました。

 

「公園一帯がまるで自分の家の庭のよう（笑）。桜、新緑、紅葉、雪景色と四季折々に風情豊かな自然の風景が楽しめて最高です」とご夫妻は笑顔を見せます。

 

生活動線に合わせた間取りで暮らし心地満点

暮らしやすさを高めるためのプランニングの工夫も至るところに見て取れます。料理好きなお二人の希望で、キッチンは大きくフラットな天板を採用するとともに、一緒に立ったりすれ違ったりしやすいよう、通路幅にゆとりを持たせました。また、リビングの隣に小上がりの畳スペースを配し、その一角にはワークスペースも設けました。

 

 

 

水まわりは、ご夫妻のライフスタイルに合わせ寝室のある2階にレイアウトしました。「起床後にシャワーを浴び、準備をすべて済ませて階下へ、という朝の一連の流れをスムーズに行えるようになりました」とFさん。また2階には、ランドリールームを中心とした効率的な洗濯動線も組み込みました。「コンパクトでスムーズな動線のおかげで作業が時短でき、家事の負担が減りました」と奥さんも嬉しそうです。

 

 

屋根には約5kWの太陽光発電パネルを搭載しました。夏場の電気代は売電分の方が多く、プラス収支だったそうです。Fさんは「思った以上に発電量があり、光熱費が削減できています。毎月の電気代を見るのが楽しみになりました」と使った実感を語ります。

 

引っ越しをして間もなくお子さんが誕生し、新しい家で始まった家族3人の暮らし。公園を眼前に望む快適な住空間で、Fさんご一家は充実した日々を送っています。