【性能×デザイン×チーム力】暮らしを紡ぐ、 ヒノケンの家づくり 〜ともにつくる仲間たち(後編)
家づくりにはとてもたくさんのプロセスが必要です。その一つ一つに専門性があり、たくさんの人たちの力が結集することで、より良い住まいをつくることができます。今回はヒノケンの家をともにつくる仲間たちの会「ヒノケン会」について、住宅雑誌Replan宮城2025に掲載された取材記事の後編をご紹介します。
Reported by Replan
ヒノケンの家づくりを支える「ヒノケン会」
「ヒノケン会」の皆さんは、ヒノケンやその家づくりをどう感じているのでしょうか。 今回は「ヒノケン会」のメンバーである4名に、仕事やヒノケンの家づくりの魅力を語っていただきました。
●木材加工・販売
ヒノケン会 会長 (株)
幸田屋商店 代表取締役社長 幸田 力也さん
“お客様ファースト”の姿勢が、ヒノケン最大の魅力
私は昨年から「ヒノケン会」の会長を務めています。当社は1910年創業の老舗企業ですが、会に加盟したのは20年ほど前です。あれからヒノケンさんも当社も代替わりしましたが、メンバーの中にも2代、3代にわたって長くお付き合いが続いている業者さんがたくさんいます。メンバーとは現場はもちろん、イベントなどで顔を合わせる機会も多く、みんな仲が良いですね。
当社は木材の加工・販売を中心に、住宅機器や建築資材の販売・工事を担当しています。ヒノケンさんの魅力は、とことんお施主様に寄り添うところ。アフターメンテナンスに至るまで丁寧に対応するところが、お施主様から支持され続けている理由だと思います。
また高性能住宅の施工実績も石巻では頭一つ抜けています。時代を読む感覚に優れていて、情報を取り入れるスピードも速いですね。ヒノケンさんとお仕事をしていると、こちらも自然とお施主様ファーストの姿勢が身につき、知識や技術もどんどん向上していきます。
「家族」として、ヒノケンの想いに応える家づくりを
ヒノケンさんは自社のことだけでなく、協力業者のことも考えて動いてくれる会社。Win-Winの関係性を大切に、お施主様を含めてみんなで一緒に幸せになろうという社風です。イベントごとも多く、ヒノケンさんのオーナー様感謝祭では協力業者もサポートに入りますが、手伝うというより「一緒に楽しもう!」という気持ちでみんな参加しています。

一緒に木材を選定する幸田社長とヒノケンの佐藤専務。和やかな雰囲気に、揺るぎない信頼関係がうかがえる

年に一度の「オーナー様感謝祭」では、「ヒノケン会」のメンバーも企画・運営に参加
特に強く印象に残っているのは、ヒノケンさんの創業25周年のとき、大型バスを何台も貸し切って、オーナー様や協力業者を招待してくれた青森のねぶた祭りツアーです。まるで家族のように扱ってくれるからこそ、それに応えたいという気持ちが強まります。
今後も良好な関係を継続していくためには、おんぶに抱っこではなく、「ヒノケン会」主体の活動をもっと強化していく必要があると考えています。「ヒノケン会」の意義である、「住む人の心も体も豊かになる家づくり」に、よりいっそうまい進していきたいと思います。
●大工

(株)アシストホーム 佐藤 竜太さん(写真左) ・あすみ匠築 阿部 正喜さん(写真右)
楽しく作業できるのも、ヒノケンの現場ならでは
あすみ匠築 阿部 正喜さん
「ヒノケン会」に加盟して5年ほどになります。他の業者さんとのつながりが深くなるので、現場での仕事がスムーズに運びます。時には別の現場の大工さんに連絡して材料を融通し合ったりすることもあります。
ヒノケンさんは、お施主様のために常に親身になって考えていますし、自分たち協力業者のことも頼って何でも相談してくれます。そうした丁寧でフラットな姿勢が現場に好影響をもたらし、「楽しく家づくりをしよう」という雰囲気が生まれているのだと思います。

阿部さんの実家は、代々続く大工の家系。自身も30年以上のキャリアを持ち、腕は確か。周囲からの信頼も厚い
ヒノケンの家が大好き。勉強になることも多いです
(株)アシストホーム 佐藤 竜太さん(写真左)
18歳の頃から大工である父の手伝いを始め、その後独立し、20年以上前から「ヒノケン会」のメンバーとして家づくりに携わっています。
自宅も自ら棟梁となってヒノケンさんで建てたほど、設計デザインや住宅性能にほれ込んでいます。特に性能に関しては常に上を目指しているので、現場で作業をしていても勉強になることが多いですね。これからもプロ意識を大切に、お施主様に寄り添った家づくりをしていきたいです。

父親もヒノケンの大工だったという佐藤さんの大工歴は30年以上。丁寧で迅速な作業、きれいな現場維持を心がけている
●建築資材販売・施工
私たちにとっても ヒノケンの皆さんは「家族」です
(株)金直建窓 代表取締役 赤岩 秀晃さん
当社はサッシ、ガラス、エクステリアを中心とした建築資材の販売・施工を行う会社です。ヒノケンの日野会長と私の父はヒノケン設立前からお付き合いがあり、「ヒノケン会」には発足時から加盟。私自身は「ヒノケン会」の前会長を務めていました。
会に加盟していると、横のつながりができて仕事を融通し合える、イベントが多くて楽しい、などいろいろなメリットや魅力がありますが、一番嬉しいのはお施主様と仲良くなれること。「このご一家のために」と、家づくりへの思い入れが自然と深まります。
ヒノケンさんがそうであるように、私たちもヒノケンさんを「家族」だと思っています。若い社員の方々もみんな一生懸命で、わが子のように感じていますし(笑)、現場の雰囲気がとても良いです。
ヒノケンさんが毎年夏に参加している石巻川開き祭りの「孫兵衛船競漕」には、自分もヒノケンチームの最年長メンバーとして参加しています。今年こそは絶対に優勝して、みんなと喜びを分かち合いたいですね。

ヒノケン創業時からの歴史を知る赤岩社長。家づくりの考え方も共感できるところが多いという