数年前、被災した奥さんの実家をヒノケンで建て替えていたことから、「家を建てるならヒノケン」と決めていたSさん。「実家と同じ快適性を求めたのが一番ですが、デザインも好み。シンプルだけれど一棟一棟が個性的で素敵」と、性能とデザイン性の両方に高い信頼を寄せていました。
プランニングは「ガレージがほしい」というご主人の希望からスタート。バイクやサーフィンが趣味のご主人にとって、ガレージはまさに自分の城です。「メンテナンスや、バイク仲間が集うための場所に」というイメージを汲んで外張り断熱までも施し、居住性を高めました。
住居の断熱・気密性能はヒノケン標準仕様で、温水式パネルヒーターによる全館暖房を採用。湯温33℃という低めの温度設定にもかかわらず、心地よい室温をキープし、少ないエネルギーで家中をほぼ一定温度に保ちます。空気を汚さないことや、輻射熱による穏やかな暖かさもパネルヒーターの魅力です。
立地条件から南面の採光確保が難しい中、明るくのびやかな空間を実現するために講じた策が、ダイニング・キッチン西側の大開口です。窓を開けると広いテラスとLDKが連続。視線の先に広がる庭が、開放感を高めます。実は、庭を挟んだお隣はご主人の実家。中庭のようにつながる共有スペースの存在で、近すぎず遠すぎないちょうど良い距離感が生まれました。「私たちの気持ちを汲んで、丁寧に提案してくれました」とSさん。住まい手の暮らしに寄り添う大満足の家づくりになりました。