「100年住宅」をキーワードに、耐久性のみならず、資産となる住まいを提供しているヒノケン。設計に入る前に家族とじっくり対話し、生活様式はもちろん、趣味やこだわりなどを把握して建てる家が、住まい手から高い評価を得ています。
Tさんご夫妻の希望は、「限られた土地を有効に使いつつ、冬を暖かく暮らせる家」でした。そこで同社が提案したのが、1階にビルトインガレージや浴室、2階にLDK、3階に寝室を配した3階建てのプラン。事前に綿密な打ち合わせを行っていたため、最初のプランでほぼ即決だったそうです。「大手のハウスメーカーとは違ってとても柔軟に対応していただき、図面を見た時には思わず『すごい!』と声が出ました」とTさんは語ります。
「冬暖かな家」というポイントについても、壁内結露の起こりにくい硬質ウレタンパネルを用いた充填断熱によりクリア。全窓にトリプルガラス入りの樹脂サッシを採用し、気密性に優れた開き窓を多用している点も見逃せません。Q値1.2W/㎡K、C値0.3㎠/㎡という高い住宅性能だからこそ、ヒートポンプ式温水パネルヒーターもその性能を発揮。「冬でも裸足で過ごせるほど暖かく、パネルヒーターを使わない日もある」というほど快適で省エネな暮らしをもたらしています。年間の試算では、導入している6kWの太陽光発電システムでつくるエネルギー量が、消費する一次エネルギー量よりも上まわっており、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」にも採択された先進的な住宅です。