HINOKEN MAGAZINEヒノケン マガジン

夏も冬も隅々まで快適
身体への負担が少なく
ラクに暮らせる平屋の家

石巻市・Sさん宅

 

もともと展示場巡りが好きで、新築した知人宅にもよく足を運んで参考にしたというSさん。何年も前からじっくり検討を重ねて選んだのは、地元石巻で豊富な実績を誇るヒノケンでした。「デザインもステキで気に入ったし、ヒノケンで建てた友人や知り合いの大工さんが口を揃えて『いい家だよ』『冬も暖かい』と勧めてくれたことが決め手でした」とSさんは言います。
その言葉どおり、この家はUA値0.35W/㎡K、C値0.2㎠/㎡という高い断熱・気密性で冷暖房効率の高い住まいを実現。採光・通風に配慮しているのも省エネのポイントで、リビングの勾配天井の先にあるハイサイドライト(高窓)は、北側のやさしい光を室内に取り込み、暑い時期は風の抜け道になって室内を快適にしてくれます。また、外開き窓は、夏に南東方向から吹く海風を室内に取り込めるよう、ウインドキャッチャーの役割も持たせています。
暖房には、ヒートポンプ式基礎蓄熱スラブヒーターを採用しました。暖房機器が室内に出ず、風も出さないため、「スッキリした空間にしたい」「掃除の手間を減らしたい」というSさんのライフスタイルにピッタリでした。
その他にも「ラクに暮らす」は、この家の重要なキーワード。家事室の収納を洗面脱衣室からも開閉できるように製作し、脱衣〜洗濯〜干す〜収納までが最短動線で済むように工夫するなど、性能や設備面での省エネだけではなく、生活動線についても無駄なエネルギーを使わない暮らしをカタチにしています。

 

玄関から見る。アーチの垂れ壁の奥に、シューズクロークを挟んで書斎がある

 

暖房器が室内に現れないスッキリとした美しい空間。基礎蓄熱の輻射熱と自然対流で家全体をやさしく暖める

 

古民家のテイストを取り入れたシンプルなデザイン。勾配天井や高窓が開放感を高める

 

広い空間だからこそ実現できた、Sさん憧れのアイランドキッチンとダイニング。IHクッキングヒーターはお手入れ簡単

 

キッチン横の家事室。洗面脱衣室で脱いだ衣服は、収納扉を介して家事室側から取り出せるのがポイント

 

洗面脱衣室。左の収納が家事室とつながっている

 

玄関とダイレクトにつながる書斎。オンとオフを区別するため、あえて独立した場所に配置

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